施設利用S(共同利用での大規模計算プロジェクト)概要
以下のガイドラインは、施設利用S(大規模計算プロジェクト)に対して、平成17年8月の計算科学研究センター運営会議で議論し、承認されたものである。
件数 | 3〜4件 所内から1-2件程度、所外から1-2件程度(次年度以降見直しの可能性あり) 所外に対しては公募にする。 |
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期間 | 1年 場合によっては継続も可 |
計算資源
計算資源は、施設利用S全体として全資源の1/2から1/3程度。
報告方法・義務
基本的にあまり大きな負担をかけない方針。(スーパーコンピューターワークショップで講演してもらう、など)
対象者候補
- 量子化学分野、分子シミュレーション分野など分子科学・バイオサイエンスの中核的な研究者。
- 若い人を積極的に取り上げる。必ずしも現在のヘビーユーザーでなくてもよい。
- 独自の方法論、並列化プログラムに基づいた研究を推進する人が望ましい。
計算資源の運営
- 施設利用Sのグループ当りの年間配分CPU時間は、80,000 時間程度を標準とする。
- 原則として大規模ジョブは、一定期間の計算機資源の排他的占有を予めassignするのではなく、ジョブスケジュールのなかで高いPriorityを与えることで実行を促進する。
- それに伴い、キュー構成の再編を検討する。
超大規模計算に対するキューの新設。
超大規模計算の割り込みを許すノードと許さないノードに対応したキュー構成が必要。
チェックポイント機能を利用した週末の占有利用など。
施設利用Sの申請も参照ください。