OpenOnDemandの概要と利用開始方法

目次

OpenOnDemandの概要とサービス

OpenOnDemandは、Webブラウザを通じてスパコンに簡単にアクセスできるプラットフォームです。
専用ソフトのインストールが不要で、国内からWebブラウザを通じて利用できます。

前提条件:
  - スマートフォンまたはタブレットが必須です(二要素認証に使用)
  - 日本国内からのみアクセス可能です

利用可能なサービス

ブラウザから以下のサービスを利用できます:

  • ホームディレクトリのファイル管理
  • ccfepへのシェルアクセス
  • ccfepへのリモートデスクトップ
  • Jupyter Notebook
  • Visual Studio Code

推奨ブラウザ環境

  • Google Chrome 最新版 (最安定)
  • Mozilla Firefox 最新版
  • Microsoft Edge 最新版
    ※safariは問題が発生する可能性があります。

アクセス方法

アクセスURL

https://ccood.ims.ac.jp

※海外からのアクセスはできません

ログイン画面

OpenOnDemandにアクセスすると、以下のようなログイン画面が表示されます。
ログイン画面

ログイン情報の入力

  • Username:スパコンのアカウント名(3文字)を入力します。
  • Password: ccportalと同じパスワード

重要:アカウント編集ページから[OpenOnDemandとパスワードを同期する]にチェックを入れてパスワードの変更を行ってください。変更せずにログインすることはできません。

初回ログイン時の二要素認証の設定

  1. 認証アプリの準備
    以下のような認証アプリをスマートフォンにインストール:
    - Google Authenticator 
    - FreeOTP
    - Microsoft Authenticator
    - FortiToken Mobile
  2. QRコードの登録
    - 認証アプリを起動
    - OpenOnDemand画面のQRコードをスキャン
  3. 設定の完了
    - デバイス名を入力(例:my_iPhone)
    - 認証アプリに表示されたワンタイムコードを入力
    - "Submit" をクリックして設定を完了

トラブルシューティング

ログインできない場合

  1. ユーザー名とパスワードを確認
  2. パスワードを変更済みか確認

認証アプリの問題

以下の場合はrccs-admin@ims.ac.jpに連絡:

  • スマートフォンの紛失・故障
  • 機種変更時のデータ移行失敗
  • アプリの削除や初期化によるデータ消失

サポート

問題が解決しない場合は、以下の情報を添えてrccs-admin@ims.ac.jpまでご連絡ください:

  • ユーザー名
  • 発生している問題の具体的な症状
  • エラーメッセージ(表示されている場合)
  • 使用しているブラウザの種類とバージョン